慶應義塾大学環境情報学部中澤研究室では、さまざまな場所にさまざまな形で埋め込まれたコンピュータを、人間の活動に簡単に利用できるよう、知的情報環境コンピューティングの実現を目指した研究開発を行っています。

コンピュータはこれまで、家庭やオフィスで一部の人が使う道具でした。 ところが、ハードウエア技術の発展によってコンピュータは小型化され、情報家電機器やセンサ機器、身の回りのさまざまな電子機器に組み込まれ始めています。 当研究室では、このような機器が、家庭やオフィスだけでなく、自動車内や鉄道車両内、美術館や鉄道駅などの公共建物、あるいは道路や公園をはじめとする公共空間にまで普及した、新しい情報環境を想定しています。 これを「知的情報環境」と呼び、同環境で人間が行うさまざまな活動を円滑に支援するために、当研究室では分野ごとに研究グループ(KG)に分かれて研究活動を行っております。

2019年11月29日に第3回地域IoTと情報力シンポジウムを開催させていただきます。
情報の力を活用し人の生活をより豊かにするスマートシティを構築することを目的とした、様々な産官学連携の研究・事業をご紹介させていたきますので、ぜひご参加をお待ちしております。