目的

慶應義塾大学SFC研究所『地域IoTと情報力コンソーシアム』では、地域全体をくまなく密に網羅するIoT『地域IoT』技術と、それを用いて生産される情報が人の行動に及ぼす力『情報力』に関する研究を実証的に推進する産官学連携研究プロジェクトです。街のあらゆる情報をセンシングする技術や、先端的な機械学習技術・データ分析技術、HCI技術等を応用し、スマートホーム、スマートモビリティ、スマートスペース等の多様な分野において、情報の力を活用したサービスを創出します。これにより、人の生活をより豊かにするスマートシティを構築することを目的としています。

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活動

常に実社会の問題解決に直接的に資する研究を推進するため、産官学の密な連携を通じて問題を網羅的かつ正しく把握し、会員が種々の技術を持ち寄り組み合わせてその解決に結びつけます。主に会員自治体を場として、大学等の持つ最新技術を実証し、その成果を会員企業がビジネス化することで、技術の持続的な活用を実現します。またその研究成果が様々な街で活用されるよう、問題とその解決手法に関する知見を蓄積してこれを公開します。

研究内容の面においては、上記のような様々な問題解決手法を必要に応じて組み合わせて互換性高く利活用できるよう、実空間情報のセンシングや流通を一般的に促進するスマートシティプラットフォームのアーキテクチャを構築します。また、同プラットフォームとその上での様々な問題解決手法を各自治体等が持続できるよう、持続可能なプラットフォームの運用モデルを構築します。

活動の面においては、会員非会員を問わず広く情報交換をする機会として公開シンポジウムを実施するとともに、会員間での情報交換の場として研究会(非公開)を開催する。また実社会の問題をより正しく把握するために、対象フィールドの調査や見学を随時行います。

湘南IoT推進ラボ

本コンソーシアムはまた、経済産業省・独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が推進する地方版 IoT 推進ラボの一つ『湘南IoT推進ラボ』として選定されています。藤沢市、茅ヶ崎市、および寒川町(いずれも本コンソーシアム会員)は、コンソーシアムの会員企業や大学等と密に連携し、行政各課が継続してヒアリングしながら、課題を解決するためのシステムのプロトタイピングと、その改善を繰り返すアジャイル開発に、地域レベルで取り組んできました。

Shonan IoT Acceleration Lab

ワーキンググループ

当コンソーシアムでは、地域IoT、モバイルセンシング、スマートモビリティ、防災の4つにワーキンググループで研究活動を推進します。

地域IoTワーキンググループ

駐車場の満空状態、公共施設や店舗の混雑度、落書き、不法投棄物など、センサでは検出できない情報を人の力で収集する参加型センシング技術や、行政業務とIoTの融合技術等の研究と実証を進めます。現在藤沢市では、参加型センシングシステム『みなレポ』を同市の環境・清掃業務で利用し、業務の大きなスムーズ化を実現しています。

モバイル環境測定ワーキンググループ

地域をくまなく走行する車両(例えばごみ収集車)にカメラやセンサを搭載して温度や湿度、紫外線強度、大気汚染物質濃度、道路の痛みや凸凹など、街の環境に関する情報を時空間粒度細かくセンシングし、プラットフォームを介してアプリケーション等へ流通させるためのセンシング技術、IoTセキュリティ技術、IoTデータリアルタイム流通技術等の研究と実証を進めます。

スマートモビリティ

情報の力を人の行動に作用させる『アフェクティブコンピューティング』技術をモビリティに応用します。自動運転やパーソナルモビリティ等、今後普及するであろう移動交通手段を想定し、都市のどのようなデータを収集・分析することで、どのような人・モノの新しい移動形態や行動変容を促すことができるか、という問いに答えます。

防災

台風に代表される、事前に未来を部分的に想定可能な風水害に関して被害の軽減を目的とした「タイムライン」に基づく意思決定モデルを確立します。また地震や洪水、大規模停電のような想定外の被災に関しては、災害からの安全かつ円滑な復帰を目的として、被災状況に適応的な「事業継続計画」構築手法を確立します。

シンポジウム

第3回地域IoTと情報力シンポジウム  


日時:2019年11月29日(金)14:00-17:00
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
会費:無料


 

  第2回地域IoTと情報力シンポジウム  


日時:2018年11月14日(水)13:30-18:00
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
会費:無料 (懇親会は一般3,000円 学生2,000円)


 

  SFC Open Research Forum 2017 セッション


日時:2017年11月22日(水)11:30-13:00
会場:SFC Open Research Forum 2017 会場内
東京ミッドタウン・デザインハブ
〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F

会費:無料・事前登録不要


 

  第1回地域IoTと情報力シンポジウム  


日時:2017年4月28日(金)13:30-17:15
場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 協生館 藤原洋記念ホール
会費:無料(懇親会は一般3,000円、学生2,000円)


 

入会方法

本コンソーシアムにはいつでもご加入いただけます。会員になっていただきますと、コンソーシアム主催のシンポジウム、イベント、勉強会、技術チュートリアルにご参加頂けるとともに、研究成果の無償利用(一部研究者によるサポート有)等をご利用頂けます。
本コンソーシアムへご参加いただくために、運営・研究費として下記の参加費のご負担をお願いしております(2019年4月現在)。ご入会頂ける方、またご検討の方は、下記お問い合わせ先までご連絡下さい。

幹事会員 賛助会員
企業 300万円/年 30万円/年
企業(金融機関・第三セクター) 90万円/年 30万円/年
自治体・大学等・NPO等非営利団体 10万円/年 0万円/年

会員種別

・幹事会員
コンソーシアムの主催するシンポジウム、総会等全イベントにご参加いただけます。
幹事会に参加してコンソーシアムの運営に関する意思決定にご参加いただきます。

・賛助会員
コンソーシアムの主催するシンポジウム、総会等全イベントにご参加いただけます。

会員一覧(2019年3月末時点)

幹事会員

インターネットITS協議会
藤沢市資源循環協同組合
神奈川県藤沢市

賛助会員

大磯町
鎌倉市
相模原市
寒川町
茅ヶ崎市
横須賀市
グリーンブルー株式会社
株式会社KDDI総合研究所
株式会社ケシオン
コミュニティ活性化・ラボ さがみはら
株式会社ゼンリンデータコム
株式会社糺の森
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社
東日本電信電話株式会社
BPS 株式会社
ぷらっとホーム株式会社
Code for MIKAWA
東海大学 撫中研究室
名古屋大学 河口研究室
一般財団法人電力中央研究所 田中 伸幸

資料

お問い合わせ先

地域IoTと情報力研究コンソーシアム事務局
sfcity[at]ht.sfc.keio.ac.jp