学部4年別宮君らの研究が情報処理学会第72回UBI研究会にて発表されました – “物体検出とセマンティックセグメンテーションによる車道上に限定した未知物体検出手法の提案”

学部4年別宮君らの研究が情報処理学会第72回UBI研究会にて発表されました。

道路上に出現する廃棄物は,ドライバーなどからの報告をもとに国や県などが撤去するため、長期的に廃棄物が放置される可能性があり,また網羅的な調査にもコストがかかります。本研究では、道路上の異状の中でも車道上の廃棄物に注目し、車道上の未知の物体を自動で検出するシステムの構築手法を提案しました。交通に影響のある車道上の廃棄物などを自動で検出後、通知するシステムを構築し、町全体を日常的に徘徊するゴミ収集車などに設置することで、廃棄物の長期的な放置されることを防ぎ、調査する費用を削減することが可能です。各機能と提案手法の性能の評価を独自に作成したデータセットなどを用いて行い、各機能と提案手法の有効性を示しました。

別宮 広朗, 河崎 隆文, 中澤 仁, 物体検出とセマンティックセグメンテーションによる車道上に限定した未知物体検出手法の提案(UBI), Vol.2021-UBI-72, No.19, pp1-8, 2021.
http://id.nii.ac.jp/1001/00213868/