【発表】学部4年 中嶋君が研究内容を情報処理学会行動変容学研究グループ 第3回研究会(BTI3)で発表しました – ‘顔表情解析による自然な笑いと作り笑いの識別’

【発表】学部4年生 中嶋君が研究内容を情報処理学会 行動変容学研究グループ 第3回研究会(BTI3)で発表しました ― ‘顔表情解析による自然な笑いと作り笑いの識別‘

研究概要:

近年,表情に基づく感情推定に関する研究が広く行われている.先行研究によると基本 6 感情を表す普遍的な表情があると明らかになっている.しかし,現実世界では表情と感情は必ずしも一対一の関係ではなく,例えば喜びのようなポジティブな感情を表す笑顔と,ネガティブな感情を表す作り笑いがある.特に作り笑いはうつ病の症状として見られることがある.そのため心療内科では笑顔状態で元気そうな印象があってもうつ状態でないか注意深くカウンセリングを行っている.そこで笑顔表出時の感情を推定することを目的として,本研究では顔表情データから機械学習モデルを構築することにによって自然な笑いと作り笑いの識別をする手法を提案し,学習したモデルに対して精度の評価を行った.