【発表】学部4年 張君が研究内容を第63回 日本生気象学会大会で発表しました – “モバイルデバイスのバッテリ温度を用いた暑さ指数推定”

学部4年 張君が研究内容を第63回 日本生気象学会大会で発表しました.

研究概要:本研究ではスマートフォンのセンサデータから気象要素を推定する手法について検討し、精度を検証することによって熱中症対策用途のセンサデバイスとしてのスマートフォンの有用性を明らかにすることを目的とした。収集実験において、スマートフォンからバッテリ温度の値、黒球式熱中症指数計から気温、湿度、黒球温度、WBGTの値をそれぞれ収集した。結果、スマートフォンのバッテリ温度と黒球式熱中症指数計のWBGT値の相関係数は室内では0.88、室外では0.96の強い正の相関が見られた。この結果から、一定条件下においてスマートフォンを用いたWBGT推定ができることの可能性が示された。